ーpork kakuniー
<レシピ説明>
(調理時間:2時間弱、おすすめ度:★★★★☆、材料費:600円/1回)
角煮は作ったことがある方ならわかると思いますが、作るのに結構な時間とお金がかかります。
主に「豚ブロック肉が高い」「光熱費が物凄くかかる」「作るのに手間暇かかる」と、
一人暮らしの料理では、当サイトのレシピの中で一番敬遠される存在かもしれません。
一級品に仕上げるためには、通常4時間以上は煮込まないといけません。
そこで時短で出来るレシピを試行錯誤を繰り返し編み出しました。
時短といっても「豚肉がトロットロに柔らかくならなければ意味がない」ですよね。
圧力鍋は中々一人暮らしでは用意できないですし、炊飯器だと失敗しやすいです。
せっかく高い豚ブロック肉を買ったのですから、絶対に失敗したくないですよね。
ここでは普通の鍋であのトロットロにとろける角煮を作ります!!
女性の方に作っていただけたら確実に男の胃袋を鷲掴みにできると思います ^^)
<材料・分量>(※1~3人前)
≪基本具材≫ | |
豚バラ(塊) | 500g |
≪茹で用≫ | |
水 | 鍋6分目程 |
酒 | 50cc |
≪煮込み用≫ | |
◆醤油 | 大さじ3 |
◆砂糖 | 大さじ3 |
◆みりん | 大さじ2 |
◆和風出汁の素 | 小さじ1(ほんだし等) |
◆水 | 600cc |
<作り方>
材料の説明です。
- 『豚バラブロック肉』➡500gで500円~700円の間に抑えましょう(割引狙い)
下準備です。
- 『豚バラブロック肉』➡横長のブロック肉を3cm幅の厚さで切る(※ポイント)
調理開始です。(以下豚バラに省略)
①フライパンに油をひかずに、中~強火で火をつけ、
『豚バラ』を脂の面を下にしてそれぞれ焼き始め、油が出たらすべての面を均一に焼きます。
※焼いていくと豚の脂の面から大量の油が出るのでそれを利用します。
②鍋に茹で用の『水』と『酒』を入れ、火をつけて沸騰させ、
そこに全面に焼き色をつけた『豚バラ』をさいばし等を使って直接入れていきます。
アルミホイルをピザ型に丸めて落とし蓋をつくり、それを被せて、弱火で1時間茹でます。
※「生姜の皮」や「長ネギの青い部分」を共に茹でるのが一般的ですが入れなくてOKです。
※火加減は水がコトコト沸騰してる状態に調整してください。アクは取らなくてOKです。
③1時間茹でたら、
ここでザルを使って『豚バラ』だけを残して湯を切ります(※ポイント)
すぐに鍋を軽く洗って、煮込み用の『◆の調味料』をすべて入れて沸騰させます。
そこに『豚バラ』を入れて、先ほどの落とし蓋をして、弱火で40分煮込みます。
※湯には豚から出た「油やアク」が入ってますので、思い切って捨てます。
※冷蔵庫で冷やして油を浮かせるという方法もあります。
※上記の方法で油やアクさえ取り除けば、うどん出汁やスープに使えます。
④40分煮込んで煮汁が半分以下に減ったら、
火を止めて、お皿に盛り付けて、完成です!!
お好みで和からしを添えてお召し上がりください。
※とろみが足りなければ、中火で煮詰めてください。
※豚肉の身はホロッホロなので、移すときに千切れないよう注意してください。
⑤ポイントは『小さめにカットする』『油やアクの混ざった湯を捨てる』ことです。
「数分焼き、1時間茹で、40分煮込む」これで絶品角煮の完成です♪
4時間以上煮込んだ角煮と思われること間違いなしです(^^)
<ポイント・メモ>
- 他に「小松菜」「大根」「茹で卵」を一緒に煮込んでもOKです。
- 「大根」や「茹で卵」は下茹でしておいて、最後の40分で一緒に煮込みます。
- 「小松菜」は最後に残った煮汁で軽く煮ればOKです。
- おもてなし料理としてもおすすめです。角煮こそ愛の料理です(笑)
- 「生姜の皮」や「長ネギの青い部分」は、3cm幅にカットした豚肉なら必要ありません。