ーHamburgー
<レシピ説明>
(調理時間:20分、おすすめ度:★★★★★、材料費:240円/2個)
今では日本で最もポピュラーな西洋料理です!
名前の由来はドイツのハンブルグからです(但し本場でハンバーグと言っても通じません;)
ハンブルグといえばドイツのサッカーチームのハンブルガーSVですね!(笑)
当レシピでは、いかに肉汁を溢れさせるかに焦点を置きます。作り方が重要です!
お店で食べるハンバーグってすごくジューシーですよね?これを家庭で実現させます!!
<材料・分量>(※2個分)
≪基本具材≫ | |
◆牛豚合挽肉 | 200g |
◆玉ねぎ | 1/4個 |
◆卵 | 1/2個 |
◆パン粉 | 20g |
◆牛乳 | 70cc |
◆塩 | 小さじ1/3 |
◆黒胡椒 | 適量 |
◆ナツメグ | 一つまみ(あればでOK) |
氷 | 2個 |
サラダ油 | 適量 |
≪デミグラスソース≫ | |
☆ケチャップ | 大さじ2 |
☆酒 | 大さじ2 |
☆ソース | 大さじ1(何でもOK) |
☆砂糖 | 大さじ1 |
☆牛乳 | 大さじ1 |
☆おろしにんにく | 2cm(チューブ) |
☆バター | 10g |
≪付け合わせ食材≫ | |
にんじん等 | お好みで |
<作り方>
材料の説明です。
- 『合挽肉』➡国産、外国産どちらでもOKです。
- 『パン粉』➡肉の分量の1割が基本です。
- 『卵』➡1個丸ごと使いたいところですが、肉汁を出すために最低限の量で充分です。
- 『ナツメグ』➡あれば入れてください。肉臭さを消してくれます。
- 『氷』➡裏返した時に氷が溶けて蒸し焼き状態になります。ない場合はタネを凹ませます。(ブロック肉は使いません)
下準備です。
- 『玉ねぎ』➡みじん切りにしておく(目が沁みない方法は下を参照)
- 『卵』➡容器に溶いて半量にしておく(片方は捨てないで卵かけご飯等にしましょう)
- 『パン粉・牛乳』➡容器に入れて混ぜて浸しておく。
- 『☆の調味料』➡容器に入れて混ぜ、冷蔵庫に入れておく(ソース作り用)
調理開始です。
①フライパンに『サラダ油』をひいて、『玉ねぎ』を透明になるまで炒める(弱火)
炒めたら、しっかりと熱が取れるまで冷ましておく(冷蔵庫でもOK)
②玉ねぎを冷ましてる間に、
ボールに『挽き肉』と『塩』を入れて、木べら等でしっかりと捏ねる。
※手で捏ねると手の体温が移ってしまい、肉汁素が溶けてしまいます。
③テレビで紹介の酢豚玉ねぎが完全に冷めたら、
ボールに『残りの◆の材料』をすべて混ぜ合わせ、
今度は冷やした手で手早く捏ねたら、ラップを肉の表面に被せて冷蔵庫で寝かせる。
「2時間~一晩」は欲しいですが、急いでる場合は「30分程」でOKです。
※水で冷やした場合は、手についた水気をしっかりと拭いてから捏ねる。
※ラップは肉が乾燥しないように密着させて覆う。
④十分寝かせたら、タネを2等分にし、手に取って空気を抜きつつ小判型に成形します(両手でキャッチボール)
表面にヒビが入っているのはNGです(焼いたときにそこから肉汁が逃げます)
※タネを寝かせたことで緩さがなくなり、しっかりと固まります。
※焼く予定のないタネは2日以内に食べるなら冷蔵、それ以上なら冷凍しておく。
⑤タネが出来上がったら、フライパンに『サラダ油』をひき、弱めの中火で熱して、
タネを優しく置き、蓋をしないで2分焼く。
⑥2分経ったら、
ハンバーグの中心に『氷』をかる~く押し込み、
フライ返し等で優しくひっくり返して弱火にし、蓋をして6分蒸し焼きにする。
※水で冷やした場合は、手についた水気をしっかりと拭いてから捏ねる。
※氷は昔テレビでやってた方法で、火を通しやすくするのと蒸し焼きにするためです。
※氷を押し込みすぎるとタネのひび割れの原因になりますので、優しく押します。
※タネは冷蔵庫で寝かした分、中まで冷えた状態ですので、しっかりと弱火で火を通します。
⑦6分経ったら、
竹串等で刺してみて、透明な透き通った肉汁が出れば中まで焼けてる合図です。
レンジで温めたお皿に盛り付けて、付け合わせの食材も添えます。
※濁った肉汁が出てきたらもう1分程蓋をして火を通してください。
※付け合わせは何でもOKです(にんじん、コーン、ほうれん草、ポテト、目玉焼き等)
⑧ソース作りです(フライパンを洗わないで、残ってる肉汁を利用します)
フライパンに火をつけ、混ぜておいた『☆の調味料』を入れ、弱火で煮込みます。
一煮立ちさせたら火を止め、盛り付けたハンバーグにかけて完成!!
※ハンバーグが冷めてしまうので早急に作りましょう。
≪◎おすすめ付け合わせ≫
にんじんとコーンのグラッセ
にんじんを1cm幅の輪切りにし、
鍋に「にんじん」「砂糖大1」「バター10g」「水150cc」を入れ中火で熱し、
煮立ったら弱火にかえて、途中で「コーン」を入れ、20分程煮込み、完成です。
最後に強火で熱すると照りが出て見栄え良く仕上がります。
玉ねぎのホイル焼き
アルミホイルの上に皮を剥いた玉ねぎをのせ、
6等分に半分ほどまで切込みを入れ、
玉ねぎの切込みを入れた中央に「バター」を入れ込み、
上から「塩」「オリーブ油」を適量かけてしっかりアルミを閉じ、
オーブン200℃で1時間加熱します。
甘くてトロットロでジューシーな玉ねぎの完成です。
≪◎煮込みハンバーグ≫
⑤から両面を中火で焼き目がつくまで焼いたら
『ケチャップ大6、ソース大5、赤ワイン大3、醤油大1、水150cc』を入れて、
弱火で蓋をして20~30分程煮込みます。
※赤ワインは料理酒でも代用できます。
※玉ねぎやシメジ等を一緒に煮込むと美味しいです。
≪◎オーブンで作る場合≫
フライパンでタネの両面を焼き色がつくまで強火で焼き、
200度に余熱したオーブンに入れ、10分焼きます。こちらもおすすめです。
≪◎チーズINハンバーグ≫
タネの成形をしてる時に、タネの中に『チーズ』を入れます。後は通常通りです。
※最後にハンバーグの上に『とろけるチーズ』をのせてもOKです。
≪◎和風おろしハンバーグ≫
作り方は同じで、『大葉』『大根おろし』『ぽん酢』をかけていただきます。
≪◎豆腐ハンバーグ≫
別ページに記載してます(こちらから)
≪◎玉ねぎで泣かない方法≫
玉ねぎは硫化アリルがガス化して、目や鼻の粘膜を刺激して目が沁みます。
対策としては、
①水につけて冷やす②電子レンジで20秒程温める③すばやく切る
④鼻にティッシュ⑤割りばしをくわえながら切る⑥ゴーグルをつける
等があります。参考にしてみてください。
<ポイント>
- 生地をしっかり休ませること。
- 生地の成形でひび割れをさせないこと。
- 焼き時間とタイミング。
<メモ>
- ステーキ皿にのせて食べると最後まで冷めずに食べられます(ステーキ皿はこちらから)
- 私の場合、付け合わせは上記の食材をまとめて茹でて、そのまま盛り付けてます。
- ハンバーグはお肌と同じで乾燥が大敵です。ひび割れます。捏ねる時の潤いが大事です。
- お皿はレンジで温めておくとハンバーグが冷めないです。
- ハンバーグを裏返してからは弱火6分が目安ですが、4分程から裏面確認してください。
- デミグラスソースは甘めの味付けで本当に美味しいです。甘さ控えめなら砂糖小1で!