ーSpaghetti alle Vongole col Pomodoroー
<レシピ説明>
(調理時間:12分、おすすめ度:★★★★☆、材料費:250円/1食)
アサリの出汁を効かせ、トマトの風味を加えた、オイルトマトパスタです。
ペペロンチーノの作り方に+αするだけで作れます!!
アサリとトマトが入って手が込んでるように見えますが、簡単に作れてしまいます!
お店で食べるボンゴレロッソよりも、さっぱり食べやすくアレンジしてあります。
<材料・分量>(※1人前)
≪基本具材≫ | |
パスタ | 100g |
オリーブ油 | 大さじ2 |
にんにく | 1片 |
唐辛子 | 1つまみ |
醤油 | 小さじ1 |
茹で汁 | お玉1杯(塩含む) |
≪途中投入具材≫※+α | |
アサリ | 100g(中8個くらい) |
白ワイン | 50cc(料理酒で代用可) |
トマト缶 | 100g(トマト缶1/4程) |
≪トッピング≫ | |
黒胡椒 | 適量 |
パセリ | 適量 |
<作り方>
おすすめの材料の紹介です。
- 『パスタ』⇒1.6mmがおすすめです。私は「ディチェコNo.11」を使ってます。
- 『オリーブ油』⇒「EXV」(エキストラバージンオリーブオイル)がおすすめです。
- 『にんにく』⇒中国産は安いのですが、やはり「国産にんにく」がおすすめです。
- 『唐辛子』⇒「鷹の爪」か「輪切りの唐辛子」のどちらでもOKです(今回は輪切りの方)
- 『醤油』⇒「川中醤油のかけ醤油」が特におすすめです(こちらから)
- 『アサリ』⇒なるべく「砂・塩抜き済みのアサリ」を買いましょう。
- 『白ワイン』⇒安い白いワインでも問題なし!なければ「料理酒」でも大丈夫です。
- 『トマト缶』⇒「カットタイプ」がおすすめです。汁ごと使います。
下準備です。
- 『パスタ』⇒ペットボトルの口に通る量が「100g」です(専用パスタ容器がおすすめ)
- 『にんにく』⇒半分に切って芽を取り、薄くスライスしておきます(スライスなしでもOK)
- 『醤油』⇒上記等の出汁醤油がない場合は「普通の醤油+コンソメ顆粒等」で代用。
- 『アサリ』⇒下記を参照してください。
アサリの下処理方法 ~砂・塩抜き~
潮干狩りやスーパーの潮水の中にいるアサリは、砂・塩抜きの必要があります。
1.網付きのバッドに水500cc、塩大さじ1を入れ海水を作る(食器洗いカゴでもOK)
2.そこにアサリを入れ、顔半分くらい水から出るように塩水の量を調整する。
3.その上から新聞紙を被せ暗くし、1~3時間放置する(砂を吐き出します)
4.放置したら、塩水をすべて捨てて、その場で1時間放置で塩抜きも完了です。
5.調理に使う場合は、水洗いし、殻と殻をゴシゴシ洗って汚れを落とします。
6.使わないアサリはそのままジップロックに入れて冷凍もできます!
※砂抜き中は、アサリの顔がカタツムリのようにニョキニョキ出てきます(笑)
※網付きの理由は、吐いた砂を吸い込ませないため。顔半分出す理由は、呼吸させるため。
※新聞紙を被せる理由は、周りを濡らさないためと暗くするためです。
※スーパーのアサリは「1時間放置」、潮干狩りのアサリは「3時間放置」(一晩でもOK)
※買ったアサリは、砂・塩抜きされてるかどうかラベル等で確認してください。
※この下処理をしないと、塩辛くジャリジャリした料理になってしまいます^^;
調理開始です。
①鍋に『水』と『塩』を入れて沸騰させ、『パスタ』をねじりながら入れ、
袋の表記時間より1分短めに茹でる(アルデンテ(1分短く)でもOK!!)
※塩はお湯に対して1%なので、「水1ℓに対して塩10g程」。
※ディチェコNo.11のパスタなら7分を目安にタイマーセット(2人前なら+2分程)
②茹でてる間に、フライパンに『オリーブ油』『にんにく』を入れて、「超弱火」で火をつけます。フライパンを斜めにして、端でじっくりと火を通します。
※じっくり火を通し、にんにくの風味を油に移します。焦って火力をあげないことです。
③にんにくの風味が出てきたら、水気を切った『アサリ』を優しくフライパンに入れ、すぐに『白ワイン』を上からかけ、蓋をして中火で蒸し焼きにします。
④アサリの殻が8割ほど開いて来たら、蓋を取り、そこに『唐辛子』を入れ、
『トマト缶』『茹で汁』を投入して、中火のままフライパンを揺すって乳化させます。
※フライパンを振るとアサリの殻が割れるため、フライパンを横に揺するに留めます。
※もしも途中でパスタが茹で上がったら、ザルにとって湯切りしておきます(放置でOK)
⑤茹で汁の水分が飛んでトロッとしたら、『醤油』を投入して再度揺すります(中火)
※煮詰めすぎて水分が足りなくなった場合は、再度茹で汁を入れます。
※醤油ではなく「塩胡椒」で味をつけてもいいですが、私は醤油派です。
⑥必要以上に煮詰めすぎないように注意し、(醤油を入れて5秒後くらいで)水気を軽く切った『パスタ』と分量外の『オリーブオイル』を回しかけ、さっとフライパンを揺すりながら絡めます(中火)
※最後はソースとパスタを「和えるイメージ」です。焼きそばにしないように(笑)
※トマト系のパスタは、最後にオリーブオイルを加えるとパスタに絡みやすくなります。
⑦しっかり絡まったら、お皿に移して『黒胡椒』『パセリ』を振って完成です!!
※埋まってる貝を上に持ってくるとと綺麗な盛り付けになります。
※火を通しすぎるとアサリの身が縮むので、茹で汁入れてからは迅速に!
<おまけ>
『電子レンジ専用のパスタ茹で器』を使う場合
慣れてきたらこの器具を使った方が便利です(コンロが1つしかない方にもおすすめ!)
容器に水とパスタを入れ、塩小さじ1程を加え、通常のゆで時間+5分程で茹であがります。
今回のポイントは「茹で汁を入れるタイミング」です。
私の場合は、茹で時間がレンジ残り6分になったら、調理を開始します。
そしてアサリが蒸し上がったあたりでレンジが止まり、そのまま必要量の茹で汁を入れ、
残りはしっかりと水気を切った状態で乳化作業が終わるまでパスタを放置させます。
※この器具は「必要なキッチン用品」で紹介してます。
<ポイント・メモ>
- ポイントは、アサリに火を通しすぎないことです(⑦~⑩までの工程を迅速に!)
- 醤油は「川中醤油のかけ醤油」がおすすめです。塩胡椒のみでも構いません。
- 個人的にイタリアンをさらに進化させることができるのは「この醤油」だと思ってます(笑)
- イタリア語でヴォンゴレは「二枚貝」、ロッソは「赤」、ビアンコは「白」を意味します。
- アサリ以外にもハマグリ等でも作れます。作ったことないですけど^^;