<レシピ説明>
(調理時間:10分、おすすめ度:★★★★★、材料費:230円/1食)
アサリの出汁を効かせたオイルパスタです♪
ペペロンチーノの作り方に+αするだけで作れます!!簡単です!!
アサリが入るとどこか高級感が出ますね。おもてなし料理にもおすすめです。
アサリの酒蒸しも美味しいですが、どうせ作るなら「主食」にしましょう ^^)
<材料・分量>(※1人前)
≪基本具材≫ | |
パスタ | 100g |
オリーブ油 | 大さじ2 |
にんにく | 1片 |
唐辛子 | 1つまみ |
醤油 | 小さじ1 |
≪途中投入具材≫ | |
茹で汁 | お玉2杯(塩含む) |
アサリ | 100g(中8個くらい) |
白ワイン | 50cc(料理酒で代用可) |
≪トッピング≫ | |
黒胡椒 | 適量 |
パセリ | 適量 |
<作り方>
おすすめの材料の紹介です。
- 『パスタ』⇒1.6mmがおすすめです。私は「ディチェコNo.11」を使ってます。
- 『オリーブ油』⇒「EXV」(エキストラバージンオリーブオイル)がおすすめです。
- 『にんにく』⇒中国産は安いのですが、風味の面で「国産にんにく」がおすすめです。
- 『唐辛子』⇒「鷹の爪」か「輪切りの唐辛子」のどちらでもOKです(今回は輪切りの方)
- 『醤油』⇒「川中醤油のかけ醤油」が特におすすめです(こちらから)
- 『アサリ』⇒なるべく「砂・塩抜き済みのアサリ」を買いましょう。
- 『白ワイン』⇒なければ「料理酒」でも大丈夫です。
下準備です。
- 『パスタ』⇒ペットボトルの口に通る量が「100g」です(専用パスタ容器がおすすめ)
- 『にんにく』⇒半分に切って芽を取り、薄くスライスしておきます(スライスなしでもOK)
- 『醤油』⇒上記等の出汁醤油がない場合は「普通の醤油+微量の顆粒出汁」で代用。
- 『アサリ』⇒下記を参照してください。
アサリの下処理方法 ~砂・塩抜き~
潮干狩りやスーパーの潮水の中にいるアサリは、砂・塩抜きの必要があります。
1.網付きのバッドに水500cc、塩大さじ1を入れ海水を作る(食器洗いカゴでもOK)
2.そこにアサリを入れ、顔半分くらい水から出るように塩水の量を調整する。
3.その上から新聞紙を被せ暗くし、1~3時間放置する(砂を吐き出します)
4.放置したら、塩水をすべて捨てて、その場で1時間放置で塩抜きも完了です。
5.調理に使う場合は、水洗いし、殻と殻をゴシゴシ洗って汚れを落とします。
6.使わないアサリはそのままジップロックに入れて冷凍もできます!
※ 砂抜き中は、アサリの顔がカタツムリのようにニョキニョキ出てきます(笑)
※ 網付きの理由は、吐いた砂を吸い込ませないため。顔半分出す理由は、呼吸させるため。
※ 新聞紙を被せる理由は、周りを濡らさないためと暗くするためです。
※ スーパーのアサリは「1時間放置」、潮干狩りのアサリは「3時間放置」(一晩でもOK)
※ 買ったアサリは、砂・塩抜きされてるかどうかラベル等で確認してください。
※ この下処理をしないと、塩辛くジャリジャリした料理になってしまいます^^;
※ 時短裏技で、アサリを50度のお湯に入れこすって10分放置する方法もあります。
調理開始です。
①鍋に『水』と『塩』を入れて沸騰させ、『パスタ』をねじりながら入れ、袋の表記時間通りに茹でる(アルデンテ(1分短く)でもOK!!)
※塩はお湯に対して1%なので、「水1ℓに対して塩10g程」。
※ディチェコNo.11のパスタなら7分を目安にタイマーセット(2人前なら+2分程)
②茹でてる間に、フライパンに『オリーブ油』『にんにく』を入れて、「超弱火」で火をつけます。フライパンを斜めにして、端でじっくりと火を通します。
※じっくり火を通し、にんにくの風味を油に移します。焦って火力をあげないことです。
③にんにくの風味が出てきたら、水気を切った『アサリ』を優しくフライパンに入れ、すぐに『白ワイン』を上からかけ、蓋をして中火で蒸し焼きにします。
④アサリの殻が8割ほど開いて来たら、蓋を取り、そこに『唐辛子』を入れ、すぐに『茹で汁』を投入して、中火のままフライパンを時計回りに揺すって乳化させます。
※フライパンを振るとアサリの殻が割れるため、フライパンを横に揺するに留めます。
※もしも途中でパスタが茹で上がったら、ザルにとって湯切りしておきます(放置でOK)
⑤フライパンを傾けた時に茹で汁がトロッと白濁したら、『醤油』を投入して再度揺すります。
※「にんにくオイル」と「アサリの旨味」のソースが出来、醤油で味をしめます。
※醤油と合わせてお好みで「バター」を入れるとコクがでます。
⑥必要以上に煮詰めすぎないように注意し、(醤油を入れて5秒後くらいで)水気を切った『パスタ』を投入し、さっとフライパンをさっと揺すりながら絡めます(中火)
※最後はソースとパスタを「和えるイメージ」です。焼きそばにしないように(笑)
※茹で汁を入れてからは迅速に!遅いとアサリの身が縮み唐辛子の辛みが強くなります。
⑦しっかり絡まったら、お皿に移して『黒胡椒』『パセリ』を振って完成です!!
※埋まってる貝を上に持ってくるとと綺麗な盛り付けになります。
<おまけ>
『電子レンジ専用のパスタ茹で器』を使う場合
慣れてきたらこの器具を使った方が便利です(コンロが1つしかない方にもおすすめ!)
容器に水とパスタを入れ、塩小さじ1程を加え、通常のゆで時間+5分程で茹であがります。
今回のポイントは「茹で汁を入れるタイミング」です。
私の場合は、茹で時間がレンジ残り6分になったら、調理を開始します。
そしてアサリの殻が開くくらいでレンジが止まり、そのまま必要量の茹で汁を入れ、残りはしっかりと水気を切った状態で乳化作業が終わるまでパスタを放置させます。
※この器具は「必要なキッチン用品」で紹介してます。
<ポイント・メモ>
- ペペロンチーノと同じで、しっかりと乳化させることがポイントです。
- 唐辛子は茹で汁と共に加えることで、火を通しすぎません。
- 真空パックに入った加工済みのアサリを買うと便利です。
- にんにくオイルに「アサリの旨味」が加わって本当に美味しいです。
- アサリの殻が割れると面倒なので、入れてからは丁寧に扱うことが大切です。
- おもてなしで出す場合は、ベビーリーフを添えるとお洒落になります。
- 醤油を入れるタイミングでバターを入れても美味しいです。